僕は嫌いなんですけどね。

みなさん。こんにちは。ひつじいぬくんです。

僕は恋愛映画が嫌いだ。

見ていて、あのベタベタな展開にイライラする。

でも、そりゃぁ、時代も変わって

まさかこんな展開するわけないだろう

と思うのですが

映画は期待を裏切らない。

思いっきりベタベタな展開でつっこんでくる。

だが、海外作品での恋愛映画は、まだ耐えられる。

その国との文化の違いや、笑いの違いなんかを

見ながら考えればいい。

そうすれば本編がどんなにベタでも

少しは耐えられるからだ。

ただ日本の恋愛映画は完全にダメだ。

しかしよく考えてみてほしい。

今日本の映画の大半は恋愛映画じゃないだろうか?

って思うくらい多くの恋愛映画が映画館で公開される。

なぜ恋愛映画なのか?

理由がある。

1つは映画を観にくるターゲットを

配給会社が女性にしているからだ。

最近は単館上映のようなものが増えてきた。

そのターゲットは明らかに女性である。

映画を観にくるのは女性、それに付き添って男がくる

っていうのが配給側の目測ではないだろうか。

ハリウッド映画にしても90年代のような

監督や俳優の特徴を色濃く映し出すような派手なアクション映画は消えつつあり

でてくるのは

バカで単純なまさに消費的な映画だ。

でもそれはしかたない。

映画もビジネスだから。

まぁ、観る側もバカになったってのもあるだろうが。

その2、俳優不在時代。

日本はトレンディードラマ全盛期以降

主演にいわゆるかっこいい俳優というのを

おいてやってきた。

その代表がキムタクであり、坂口だったりする。

そして女優はおしゃれで恋に悩んでるってベタなパターンだ。

そんな時代が10年過ぎた。

日本から俳優は消えてしまった。

キャリアを持った往年の俳優は表舞台を張ることはできず

増えるのは演技はできないが

顔だけはうけるものたちである。

そんなやつらが増えすぎた。

せっかくのいい脚本〈あるのか?日本に?)も

ただの紙くずになり、どうせろくな演技もできないんだ。

だったら顔とベタな展開で許してもらえる

恋愛映画作ればいいじゃん。

少なからずCMで「感動しました。」

ってカップルに言わせりゃ客も入るし。

その3.おかげで金も少しで済むし!

アクションやればお金がかかる。

火薬もいらなきゃ、派手な車もいらない。

登場人物だって

少なくたっていいし、

俳優はあんまりしゃべらなくったって

やや退きのカットとアップのカットをあわせて

「心情を大切にした。」

「心の動きを観てほしい。」

って言えば完璧だ。

まぁ、簡単に言えばこういうことを

配給側で皮算用して出した結論が(でも、その2はたぶん考えてないね。)

恋愛映画だ。

僕的には、その2をどうにかしないと本当にやばい。

でも、もう鶴田浩二もいなけりゃ、西村貢もいない。

ましてや金子信雄すらいない。

生きてる高倉健はいい人に成り下がり、

宍戸錠は銃を捨てちまった。

千葉真一は暴力がなくなり、室田日出男も死んじゃった。

ラニアは子孫を残せず絶滅しちゃって

どうすんだ!日本映画界!

成田三樹夫もいないし、若山富三郎もいない。

どうしたいんだ?日本映画界?

結局言いたかったのは

竹内結子はかわいいからいいんじゃないってことで。

バカ、バカ、バカ。