完全なる正義!

電話帳に出てるのはあなただけジェイムズ・エルロイ

知ってた?

で、有名なエルロイです。

えぇ、嘘ですけど。

すいません。

相変わらず読書をしております。

相も変わらず飽きもせずに

エルロイ読んでます。

LA4部作を最初から読み返してるんですけど

今コンフィデンシャルまできました。

てか、やっぱり面白いなぁ〜。

コンフィデンシャルと次のホワイト・ジャズ辺りから

文体が確立されてきたのか

凄く読みやすくなってくる。

この後のアンダーグラウンド3部作くらいになると

あまりの読みやすさにビビってしまうくらいになる。

エドが好きです。

僕はエド派です。

バドも、ビッグVも好きだけど。

もちろん、ミッキーだって好きさ!

LAコンフィデンシャル 下 (文春文庫)

LAコンフィデンシャル 下 (文春文庫)

みなさん。こんにちは。ひつじいぬくんです。

もう僕はエルロイ以外ダメなんだのひつじいぬくんです。

てか、LACに関しては

冒頭でバズが死んじゃって、が〜ん!って

とこから始まるわけですけど

これ最後がいいんですよね。

エルロイってひどく暴力的な作品で

登場人物も相当いかれてるわけですけど

褒め言葉です。

最後が何故だかハッピーエンドなところが

アメリカですね。

ホワイト・ジャズのあれをハッピーエンドと解釈するか

どうかはわかりませんけど。

なんていうか、すっきりします。

おぉ〜!ってなるので。

てか、その中でもこのLAコンフィデンシャル

終わり方は

非常にステキです。

最後は男同士というか警官同士の友情になり

ダドリーを必ず捕まえると誓うよ

となって、おぉ〜!ってなるんだけど

そこでおわらず、リンに

あなたの良心には血がついているもの

と言わせてしまうところなんて

小憎たらしいくらいですよ。

悔しいが上手いと思います。

この展開というか流れは

上手すぎると思います。

それが嫌味とかではなく

さらっと出てきているであろう

雰囲気を作り出してるのが上手くて、上手くて

あぁ〜、もうエルロイは最高だ!と

思わせてくれるんですよね。

てか、読書楽しいなぁ〜。

でも、人に言えないのが悲しい。

好きな作家は?って言われて

ジェイムズ・エルロイです。

とか言っても共感されないんだろうなぁ〜。

てか、周りでエルロイ読んでる人が皆無です。

音楽だけじゃなくて、ここでも寂しい思いを・・・。

まぁ、別にいいんですけどね。

ばわわん!