違うよ、クモ男だって言ったろ!

みなさん。こんにちは。ひつじいぬくんです。

そういえばこの前テレビでやってましたね。

スパイダーマン

って言うか


ウィレム・デフォーが。

デフォーって凄いよね。

なんていうか最近バカさ加減が増してます。

あそこまでやれる人はなかなかいないですよ。

デフォーさん映画食っちゃいすぎです。

さて、そんなこんなで

今日はスパイダーマンです。

僕は映画館まで見に行ってません。

テレビで見ました。この前。

ほらなんていいますか

今までの僕のダイアリーを振り返っていただければ

わかるんですけど、

こんな映画あんま見ないでしょ、ひつじいぬくんさん!

はい、見ません。

でも見てみると意外と面白かったです。

なんていうかダメ人間ぷりが。

あはは、こいつバカだなって感じが。

シュッ、シュッて糸出そうとしてるときが

一番好きなシーンです。

あ〜なんて言いますか

アクションシーンは別にいらないです。

あえてアクションシーンいれるなら

プロレスの時の格好でデフォーと戦ってくれたら

最高とか言ってたのに!

最後まで俺はスパイダーマンじゃねぇ、クモ男だ!

って言ってくれたら

もっと面白かったのに。

とここまで否定するにはわけがあります。

僕はCGが大嫌いなのです。

全編CGとか使っちゃった大作なんてクソです、クソ。

さらにアクションシーンでは俳優をモーションキャプチャーして

パソコンに撮りこんで

なんてやったらもう最低です。

ぺッ、ぺッです。

何がって?

CGって限界があるじゃないですか。

どう見てもリアルじゃない。

マンガやアニメじゃないんだから、

そんな映像見たくない。

マンガやアニメなら

そういうものかと納得できるし

そういう技術で面白くなるのも納得できないわけでもないです。

でもやっぱり手書きが良い。

やっぱりお金をかけないとダメだからつらいか。

話がずれました。

あのしょぼいCGの映像見せられて

満足する人の気持ちがわからない。

だから僕は座頭市たけし版が嫌いなんだ。

これを書くともうひどくなるので止めますけど

これはスパイダーマンにも言える。

街の中をびよ〜ん、びよ〜んと飛びまわるシーンは

確かに爽快感溢れるアクロバティックな映像で

今まででは難しかった映像なのかもしれない。

それがCGでより監督や作り手のイメージを鮮明に

映像化できたのかもしれない。

ちゃんちゃらおかしいわ!

志がねぇんだよ!

飛べ、飛べ、カメラも一緒に飛べ!

リアルな映像とCGの違いを身を持って味わえ!

確かに、確かに

落下シーンなんかは今までのCGを活用してなかった

ハリウッド映画なんか見てると

確かに限界がある。

どうしてもバックが絵にしか思えない。

それがCGなら滑らかになる。

でもね、嘘には変わりないんだよ。

その嘘はね、うまくつこうとすればするほど

不自然になっていくんですよ。

嘘を嘘で塗っていくと結局は嘘が目立ってくるんですよ。

これからもっとCGが発達して

血の重さまで映像にできるようになるのかもしれない。

そうなることを望んでやまない。

だが今のままではきっと無理だ。

血の重さを作ってきた人たちを追いやり

安易にCGで映像を作りつづければ

その重さを知ることは不可能だからだ!

映像がどんどん薄くなってしまう。

僕が好きな、その映像から溢れ出さんばかりの

息遣いや、におい、重さはもう消えてしまうのだろうか?

俳優は消え、映像も消える。

どちらもきれいにはなったが大切なものは無くしてしまったのだろう。

スパイダーマンからまたまただいぶ話はずれたが

そんなわびしさと一瞬の面白さと言う

ある意味現代の映画なんだろう。

そしてそれを望む人々が今の映画を支えている大半だということが

現実だ。

お客も作り手も。

またずれた。

と言ったところで今日はおしまい。

まだまだ不満はあるが

これ以上書くと止まらない。今でも止まらない。

あぁ、そういえばロード・オブ・ザ・リングは面白いですよね。

CGは嫌いだけど、ファンタジーは好き。

バカ、バカ、バカ。

最後にもう一言←長いって!

僕らはまだ映画をあきらめてないから。

僕らみたいなのが消えたらもう映画が終わっちゃう。

映画は単なる大量消費のショウ・ビジネスじゃないんだ!

僕らの好きな映画は・・・このまま終わってたまるかぁ〜!