打倒紅白歌合戦!

ラモラモラモ〜ンズ!

みなさん。こんにちは。ひつじいぬくんです。

パカパカパカパカパン!

さてやってまいりました、年の暮れ!


そして今日はひつじいぬくん的

今年のベストCDはこれだ!

をひつじいぬくんハウスより生中継でお送りいたしたいと

思います。

それでは今回のプレゼンターであり総合司会のひつじいぬくんより

あいさつをお願いします。

『えぇ、どうも、ひつじいぬくんです。
 今年も数多のCDが発売されみなさんのお手元に
 届いたでしょう。
 今回はそんなアルバムの中でも
 ひつじいぬくんという超個人的な感性で選考したCDを
 こうして発表できることを喜ばしく思います。
 それではみなさん。素晴らしい音楽を
 心行くまでお楽しみください!』

ありがとうございます。

それでは早速今年のベスト10から行きましょう。

第10位は

フジファブリックフジファブリック

今の邦楽で売れる曲は大量消費されるでけの面白さのかけらも

なかったり

勘違いヒップホップやネオ・パンクの流れをもろに

うけた(それもかなり遅れてきているのだが)

曲が氾濫している。

もう邦楽なんて聴かないって言ってもいいのだが

こういうやつらが出てくるから

まだまだ捨てたもんじゃない。

ただのロックではなく、その中にもポップなカラーがキラリと光る。

やる気の無さそうな歌声も、なぜだかかっこいい!

第9位

『THE HIVESでTYRANNOSAURUS HIVES』

ガレージバンドのバカ集団ハイヴス

もうこのアルバムの良さは説明できない。

ただ聴いてくれとしか言いようが無い。

ジャケットの絵を見てると時計仕掛けのオレンジを

思い出してくる。

ただ一つ言うと、日本版のボーナス・トラックが

アルバムのどの曲よりもかっこよかったのは

僕だけだろうか?

第8位

『MANDO DIAOでhurricane bar』

本来ならここに入るアルバムではないのだが

それでもこれが僕的なランキングなので許してもらいたい。

前作のmr.moonやto chaina with loveのような曲がへった(なくなった)

のが非常に残念だ。

しかも僕はビヨルンの声が好きだから

さらに残念。でもガッノ〜ウのとこだけでも

聴けたので良しとしよう。次回は狙いすぎずがんばって欲しい。

第7位

『Kings Of LeonでAha Shake Heartbreak』

髭を剃ったらイケメンバンド!

そんなやつらの2ndアルバム。なんでしょう?

この若さであの声。あの歌い方。もはやいぶし銀です。

でもデオデオデオデオとかバカな曲作るから

たまりません。

かっこいいのかアホなのか?謎が謎呼ぶバンドです。

それにしてもあのデオデオデオは衝撃だ。

第6位

『The Mooney Suzukiでスズキは本気』

会えて邦名で(笑)。本気とかいてマジと読んじゃうんでしょ、あんたたち!

ってバンドです。

いや、本当にこいつら本気なんだって。

怪しいジャケットになぜスズキ?

一般人が見たら怪しさ満開のCDですが

そんな中でも「Shake That Bush Again」は必聴です。

あのジトジトした疾走感がたまりません。

第5位

『The Poryphonic SpreeでTogether We’re Heavy』

至極のメロディは伊達じゃぁ〜ない!

一目見たら怪しい宗教集団だが

そんな彼等んもメロディは前作ではあまりにも飛びすぎて

難解だったけど

今作ではそのメロディが万人向けになった気がします。

するだけかも。

音楽の素晴らしさを教えてくれるステキな1枚です。

老若男女みんなで聴いて楽しんでもらいたい。

第4位
                      
『VIEGA&SALAZARでONTEM JA ERA』

ブラジル産ヒップホップユニットの2nd。

ただのヒップだけでなくボサを加えたり

クラシックっちゃったりする遊び心満載のアルバム。

ヒップホップはねぇ〜と言っちゃうような

ちょっとアダルトな方にも聴いてもらいたい。

第3位

スネオヘアーでフォーク』

スネオの3枚目にして最高傑作か?

はじめて聴いたときは本当にスネオかと思った。

スネオと言えばアルバムごとに形が変わって行くが

それでもネガティブさだけは残っていたのだが今回は

それすら無くなり、ある意味信じられない変貌だ。

ヒコウは本当にかっこいい!

第2位

『THE LIBERTINESでリバティーンズ革命』

本来ならこれがNO.1であって欲しい。

リバで最後の(涙)アルバム!

止めてくれぇ。最後にしないでくれぇ〜。

なんで?なんで?なんで?

嘘だと言ってくれ。

たしかに演奏はペコペコだし、ほとんどカールだけだ。

それでもかっこいいし、好きなんだよ!

21世紀のピストルズなんて言われてるけど

曲はプロデューサーがミックだけあってクラッシュに近い気がする。

今までロックって言ってきましたが

近頃恥ずかしいけどパンク好きと言えるようになったため

パンクでもいいです。

だって吼えるんですもの。アッアッアッアォ〜ン!

第1位

『The ZUTONSで誰がズートンズを殺ったのか?』

栄えある第1位はズートンズ

まさに今年の目玉である。

ジャケットやアルバム名も面白いが

この作品を1位にあげた理由はアビちゃんである。

近頃の作品でこれだけ曲自体を乗っ取ってしまうのは珍しい。

このズートンズが成り立っている絶妙なバランスは

彼女のサックスにある。

彼女自体がズートンズというバンドを食ってしまっている。

決して上手いサックスではない。

でも彼女の奏でるサックスはとてもセクシーで

バンドが奏でる怪しさをより一層深いところへ沈みこませる。

怪しいバンドをさらに怪しくするヘカテのような存在だ!

以上今年のベスト10でした。

『いかがでしたでしょうか?今年のベスト10。
 来年もステキな音楽たちと出会えることを
 願ってやみません。
 みなさまにも素晴らしい出会いがあることを
 心よりお祈りしています。
 それでは長くなりましたが今年のひつじいぬくんのはてしない物語
 これにて終了です。
 来年もよろしくお願いいたします。
 それじゃぁ〜、いくぞ〜。
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 ラモラモラモ〜ンズ!』