さて、あと少し。

結構選考はすんなり決まっているようで

迷いもある。

ネタばれになってしまうが

今年はトップ10に邦楽を1枚もいれていない。

まぁ、今年買った邦楽が少ないのもあれなんですけど

それでも、スネオやフジファブリックと言った

買った邦楽はもの凄い好きなんですけど。

フジファブリックあたりかなり良いアルバムを作ってるんだけど

とりあえず、気が早いが次のアルバムに期待したい。

売れてるんだか売れてないんだかは

よくわからないんだけど

今回は迷いのアルバムと僕の中では結論つけている。

別に作ってるほうには迷いはないと思うけど

売ってるほうにはあると思う。

あそこまでロックな個性を追求しちゃうと大丈夫なのかと

思ってしまう。

これ受け入れられるのかって?

確かにポップではあるんだけど、ロックな色が1stより濃いから

ちょっと離れちゃう人もいるんじゃないかって。

ある意味、今の消費的邦楽の中でどこまでやれるかって

戦ってると思うけど

次の1手が気になる。

やっぱり、キャッチーでポップなとこに行くのか

それとも、このまま突き抜けちゃうか。

僕的には突きぬけて欲しい。

やっぱり自由な音楽のほうが好きだから。
みなさん。こんにちは。総合司会のひつじいぬくんです。

さて、待望のトップ3はこれ!

Down in Albion

Down in Albion

ベイビー・シャンブルズでダウン・イン・アルビオン

今は昔、2人の冒険家がいました。

2人はまだ見ぬ約束の地を求めて大海原へと飛び出しました。

1人は天才肌の吟遊詩人

もう1人は努力肌の吟遊詩人。

彼らは自由を愛し、約束の地へ辿り着けると信じていました。

ところがある日、1人が別の船に乗ったところ

そこには禁じられた木の実がありました。

1人はいいました。

「それは呪われた実。その実はこの船を迷わせる。
 さぁ、戻って2人で旅を続けよう。」

その実をポケットに隠し1人は船に戻った。

やがて、船は混乱の渦へと巻き込まれる。

激しい嵐に会い、豪雨が激しく船を叩きつけた。

やがて1人は気づく。禁じられた木の実をまだ持っていることに。

そしてまた諭す。

「さぁ、はやくそれを手放すんだ。そうしなければ
 僕らの船はこの海原の藻屑になってしまう。」

1人はポケットの深くにその実をしまいこみ言った。

「そんなことはない。なぜだ!これは呪われた実なんかじゃない。
 この嵐も幻覚にすぎない。なんでわかってくれないんだ。」

そう言うと1人は船から小船を切り離し

そのまま立ち去ってしまった。

そして、その小船をこぎながら呟く。

「なんでわかってくれないんだ。これは全て本当のことじゃない。
 どうして?どうして?どうして?」

禁じられた木の実を強く握り締め

漕ぎ手が1人となった小船はくるくると回りつづける。

それと気づかないまま。失ったものの大きさを感じながら。

くるくると、くるくると。

てなわけでピートはやっぱり凄かった。

裏ひつじいぬくん「いや、これひつじいぬくんの感情出しすぎじゃねぇ?」

ひつじいぬくん「で、で、でたな裏ひつじいぬくん。」

裏「いや、総合司会とか言っときながらほとんど出番なかったし。」

ひ「そ、それを言われると痛い。」

裏「で、どうなんだよ、とどのつまり?」

ひ「好き!」

裏「それかよ!そんなんでいいのかよ!」

ひ「いや、実際のとこ、ピート大分やばいよ。
  声とか、なんか枯れてる感じがするし。」

裏「まぁな。だいたい伝わるのが逮捕のニュースだしな。」

ひ「確かに。また逮捕かよって!おい!誰か本当に止めたほうがいいって。」

裏「て、また話がずれてるぞ。音楽の話しろよ。ベスト10選んでるんだろ。」

ひ「いや、今までも十分音楽の話してないし!」

裏「自慢げに言うことじゃねぇな。
  だいたい好きな曲がPentovilleとか言ってるしな。」

ひ「好きなんだから、しょうがないじゃん。
  結構La belle et la beteも好きだし。
  シングル曲はなんか、ちょいアレンジが違う気がしたんだけど
  気のせいかなぁ?」

裏「ピートと愉快な仲間達感を拭おうと必死かぁ?」

ひ「ダメだって、それは言わないお約束。」

裏「それにしても、このアルバム、ミックの努力が涙ぐましいな。」

ひ「そんなこと言うなって。ピートだってがんばってんだよ!」

裏「いや、こっちの方向へキチンともって来れたのはミックのがんばりだって。」

ひ「いや、それもピートの才能あってのことでしょ。」

裏「そ、そんなに必死になんなって。」

ひ「確かにリバの続き感はあるけど。もし、本当にピート個人の作品なら
  ここまで・・・いや、みなまで言うまい。」

裏「なんでお前がブラックなこと言ってんだよ。俺の役目だっ〜の。」

ひ「でも優しいんだよね、アルバム全体通して。純粋って言うのかな? 
  この感じ。なんか、かすれ声も味になってるっていうか。」

裏「あ〜ぁ、シドみたいな?」

ひ「そこまでは。でもフォーキーだと優しい感じ倍増するけど。好き。」

裏「好きじゃねぇよ!山田くんかよ!」

ひ「いや、そんなネタ普通わかんねぇよ。思いつかねぇって。」

裏「長いだけで結局あんまり音楽の話してねぇな。」

ひ「そこもあまり突っ込まないで下さい。」

てなわけで今日はこのくらいで。

いや、すっごい負い目を感じながらも。

ばにゃにゃゅ!