それ以上でもそれ以下でも。

日数計算すると今日からやらなきゃ間に合わない!

てなわけで、よくよく考えると

このままだと今年中に本当にベスト10が

発表できないことに気づきました。

で、で、で、今日から始めます!

いきなりですけど今日から始めます!

かなり準備不足ですけど今日から始めます!

無理矢理始めます。

もう、今年はどうなっても知らないんだから!

いくぞ!いくぞ!いくぞ!

今年のベスト10位はこいつらだ!
ひ「みなさん。こんにちは。ひつじいぬくんです。」

裏『みなさん。こんにちは。裏ひつじいぬくんです。』

ひ「いやぁ〜始まりましたね。今年のベスト10」

裏『なんだ、このしょぼい漫才みたいな始まり方は。』

ひ「いや、完全に準備不足でど〜しよ〜。」

裏『とりあえず、初めろ。』

ひ「それでは第10位はこいつらだ!」

ウォータールー・トゥ・エニウェア

ウォータールー・トゥ・エニウェア

裏『ダープリか。』

ひ「そう。ダープリだ。」

裏『これが、第10位なんて過大評価しすぎじゃないか?』

ひ「たぶん。僕もそう思う。他にももっと良いアルバムは
  たくさんある。きっと。」

裏『失礼な。たくさんはねぇよ!ていうか説明しろよ!』

ひ「す、すいません。まだペースがつかめなくて。
  説明は簡単なんだよ。
  このダープリの1stアルバムは
  これ以上でもこれ以下でもない、
  これしかないアルバムだったからだよ。」

裏『あ〜一応、言ってなかったので言っときますけど
  このベスト10はひつじいぬくんの独断と偏見で選んでいるので
  世間や、本当にちゃんと評価してる人たちとは
  大きくずれる可能性が多々ありますのでご了承ください。』

ひ「いいか?初めていいか?
  まず、このバンドの評価には僕がリバのファンということが
  大きく関わっちゃってます。
  ビートルズにもクラッシュにも間に合わなかった僕らに
  僕らの世代の音楽を聴かせてくれたリバが僕は大好きでした。
  そして、リバが休止(解散ってよばないで!)したときは
  凄いショックだったし、信じたくなかったし。』

裏『で、去年のピートのアルバムか・・・。』

ひ「それと比べてみるとわかると思うんだけど
  なんで、これしかなかったアルバムかと言えば
  ベビシャンのアルバムがピートのアルバムなのに対して
  ダープリのアルバムはダープリのアルバムなんだ。」

裏『やばい、やばいぞひつじいぬくん。
  だんだん感情的になりすぎ始めてるぞ!』

ひ「いや、言わせてもらおう。
  このアルバムは泣ける。もう超泣ける。
  涙なしでは聴けません!」

裏『あ〜ダメだ。もう止まんねぇ。』

ひ「このアルバムはねぇ、カールの答えなんだよ!カールの!
  カールの求めた答えなんだよ!リバで失った答えなんだよ!
  このアルバムは凄いシンプルなロックアルバムだけど
  確かにカール節だけど、カールはこんなもんじゃない。
  本当だったら、もっと自由にやることもできたはずだよ!
  でもカールはこれを選んだよ。なんでだと思う?なんでだと思う?」

裏『バンドを選んだってことだろ。』

ひ「そう!そう!カールが求めたのはそこなんだよ。
  バンドとしての一体感。バンドとしてのってことなんだよ!
  ピートはピートの音を鳴らすことでベビシャンを作ったけど
  カールは、カールはダープリとしてのカールを
  このアルバムで選んだんだ。
  それは、リバが壊れ行く中で失ったものなんだよ!
  カールはそれをダープリで鳴らしたんだよ!」

裏『作曲もダープリ名義だした。
  リバのときはカールとピート名義だったからな。』

ひ「ダープリであること。それをカールは望んだんだよ。
  だから、どの曲もバンドとしての音が鳴ってるんだ。
  カールとその仲間たちじゃない。ダープリなんだよ。」

裏『歌詞もいいよな。どんなにカールが否定しても
  あきらかにピートへの歌ってのがあるから。』

ひ「そう、それがまた泣かせるんだよ。う〜っ。
  どんなに否定しようと、カールからピートは消せないし
  ピートからカールは消せないんだよ。
  それは、とっても重いものなのかもしれないんだけど。」

裏『ピートは、もうあれだからいいけど
  カールは辛いよな。リバを背負っちゃったから。
  みんな、どうしても求めちゃうし
  そこからは逃げられないからね。
  だから、このアルバムはカールにとっては重要だったんだ。』

ひ「大きいよね。カールにとっては凄く大きい。
  カールにはこれからもっとがんばって欲しいし
  だからこそ、次のアルバムではもっとカールに自由に
  やって欲しいよ。もっとカール、カールしていい。」

裏『もち、ピートにもがんばって欲しいけどな。
  ていうか、誰かあいつを止めろ。
  大抵伝わる話は逮捕された話ばっかりだ。』

ひ「もう一度リバを・・・。
  ミックさんお願いしますよぉ〜。」

裏「って、これベスト10の発表だよな。
  こんな展開でいいの?』

ひ「・・・あ、あまり深く気にしないでください。」

裏『えっ?終わり?』

ひ「と、とりあえず、最初はこんなもんえでしょ。
  ほら、ほら、準備不足もあるし。」

裏『いいわけがましい。』

ひ「てなわけで、第10位はダーティ・プリティ・シングス
  ウォータールー・トゥ・エニウェアです。」

裏『いいのか?これで?
  でも、もうやるしかないんだ。
  できるだけ今の状態でやれるだけをやるしかないですね。
  がんばりたいと思います。』

なんか、微妙に感情的になりすぎた気がするものの

今日はこのあたりで。

ばわわん!